水虫対策 ここが大切
水虫は完治するまできちんと治療
長い時間、靴を履くことが多い現代人は、足の中が高温多湿の状態に保たれている事が多く、
水虫に悩まされる人が少なくありません。
日本人の5人中1人は水虫を持っていると言われ、水虫は、治まったと思っても再発を繰り返したり、
他の場所にうつったりして、家族にまでうつしてしまうということもよくあります。
以前は、水虫になってしまうともう治らないと言われていましたが、最近では正しい治療を行なうことで
完治させることも可能になってきましたから、水虫にかかったならばきちんとした治療を受けるようにしましょう。
水虫の症状といえば「かゆい」「皮がめくれる」「グジュグジュになる」というイメージがありますが、
それ以外にもかゆみを伴わないものなどいろいろな症状の現れ方があります。
例えば、角質増殖型の水虫では足の裏の角質が厚く、硬くなりひび割れて白く粉を吹いたようになり、
足の裏の表面がざらざらになりますし、小水疱型といわれる土踏まずの辺りの足の裏に小さな水泡を作るタイプ
の水虫は、初期の段階ではかゆみはありませんが、水虫の症状が進行していくとかゆみがでてきます。
水虫は、毎日、お風呂に入り清潔にしていればあまり神経質になることはないのですが、かかってしまったら
根気よく治療を続けないと、どんどん増殖してしまいます。
見た目がきれいになったから、かゆみがなくなったからと、勝手に判断して治療を止めてしまう人が多くいますが、
水虫治療は症状が治まってからも更に最低でも1ヶ月程度は治療を続ける必要があり、自然に治癒するということはほぼ期待できないということを忘れないようにしてください。